40代主婦の弱小Webライターが知らないジャンルで月2万円稼いだ話

40代主婦の弱小Webライターである私。得意ジャンルは特にありません。

こんな私でも、まったく知らないジャンルで月2万円稼ぐことができました。

私が月2万円稼ぐまでの経緯と、今後の方向性を記事にしてみました。興味のある人は読んでいただけると嬉しいです。

自分は何の記事なら書けるのか？得意なジャンル探しから始めた

私がWebライターを始めたのは、約3年半前の2021年3月。パートをするのは難しいけれど隙間時間はあったので、在宅ワークで少しでも稼ぎたいなーと思ったのがきっかけです。

最初はアンケートやレビュー、体験談など、簡単で文字数の少ない案件からスタート。

ジャンルというとエンタメ、暮らし、インテリア、不動産などいろいろありますが、自分の得意ジャンルというものがいくら考えても思い当たらず、何の記事なら苦にならず書けるのかを探すことから始めました。

結婚相談所のコラム、芸能関係のブログ、泣ける話のシナリオ、ヘルスケア系、漫画の最新話感想、服のコーデ紹介、睡眠など、気になったものにいろいろと手を出してみました。

結果、どれも苦になって長続きしませんでした。

初心者でも文字単価1円！それならがんばれると思ったけど…

約１年半後、クラウドワークスで何気なく仕事検索をしていたら、文字単価1円の案件を見つけました。初心者可とのことで応募したところ、無事採用。クライアント企業のサイトに掲載される、商品紹介の記事を執筆する案件でした。

文字数は5,000文字以上、見出し作成、画像選定、装飾もライターが行う案件で納期は5日。家事育児の合間に進めていくのが、初心者の私にはけっこう大変でした。

基本的に子供がいない時間や昼寝中、夜寝た後にやっていましたが、納期前は子供がいる時間にも作業しないと間に合いません。子供が話しかけてきても満足な対応ができず、さみしい思いをさせているなぁと感じることもありました。

子供の相手をできないことにイライラして、「この記事を読むのって大人だよね？自分で調べればいいじゃん。子供の相手できるのは私しかいないのに。クライアント企業を儲けさせるために、不特定多数の大人に向けて、誰でも書けるような記事を書いてる。ばかみたい」なんてことを考えてしまっていました。

続けていく自信がなくなり、2記事書き終わったところで辞めました。

今考えると、当時の自分にはハードルの高い案件だったのだと思います。見出し作成や画像選定、装飾はクライアントがしてくれて、自分は記事だけ書けばいいとか、文字数は2,000文字ぐらいとか、そういった案件なら続いていたかもしれません。

たとえば「おすすめ5選」の記事を書こうと思ったら、5つの商品だけ調べればいいのではなく、その倍以上は商品情報と口コミを読んで、どれがおすすめか選ばないといけません。しんどいです。

また、クライアント企業独自のシステムに入稿しなくてはならず、反応が遅くて時間がかかることもあり、そういうのも地味にストレスでした。

クラウドワークス案件のためシステム手数料が20％引かれること、初心者で時間あたりの単価を考えるとものすごく安いこと、などもモチベーションが下がる原因でした。

文字単価1.5円で直接契約。半年後、AIに仕事を奪われる。

その後しばらくは子育てに専念し、少し時間と心に余裕ができた頃にインディードで文字単価1.5円の案件を発見。ダメもとで応募したところ、なんと合格しました。直接契約のため、クラウドワークスのようにシステム手数料が引かれることもありません。

企業のサイトに記事を投稿する案件で、分野としてはペストコントロール業（害獣駆除や害虫駆除など）でした。文字単価は1.5円。初心者の私にとって、ありがたすぎる文字単価です。文字数は2,000文字以上ならOKで、だいたい5,000文字が上限でしたが、それ以上書いても検収してくれていました。

ワードプレスへの投稿、見出し作成、画像選定、文字装飾など、やることは以前挫折した案件と似ていましたが、商品紹介記事よりずっと楽でした。

ペストコントロール業は未知の分野でしたが、ネット上で調べながら記事を書けましたし、知らない世界を知るのが楽しくも感じました。

そして、３ヶ月後に自分の中で最高の2万円の月収を手に入れることができました。他のライターさんと比べたら少ないほうだとは思いますが、未就学児を育てながら家で2万円稼げたというのは、私にとっては大きな一歩です。

月に2～3記事納品する形で半年間続けていましたが、「今後はAI（を活用するのが上手な人）に記事作成を任せていくので、一旦皆さん契約終了になります」と突然言われ、あっさりと契約終了しました（泣）。

ライターさんは私の他に7～8人いて、そのうち1人だけ、3日に1本コンスタントに納品し続ける強者ライターさんがいました。そのライターさんはAIを活用しているという話を聞いたことがあったので、きっとその人に任せていくのでしょう。AI活用に興味を持った出来事でした。

今後の方向性は？Webライターとブログどっちをやるのか

これが約半年前の話で、いまココです。こんなんでよくWebライターについての記事を書いているなぁという感じですが、性懲りもなくまたWebライターの仕事探しをしています。

併行して、ブログ運営も再開しました（このブログです）。以前、家づくりのブログ、子育てのブログなど書いてみたのですが、自分が飽きてしまって長続きせずに放置していました。そうこうしているうちにレンタルサーバーの契約更新時期が来て、ブログ運営も完全に諦めたわけではなかったので、3ヶ月契約を更新して今こうして書いています。

私のキャパでは、Webライターとブログを併行してやるのは難しいかもしれませんが、Webライターで月1～2万円稼ぎつつ、ブログをゆっくり育てるというのが理想です。でも、どちらかというとブログのほうが書いていて楽しいです。自分の好きなことを書けるので、当然と言えば当然ですね。

どちらも、自分のモチベーション維持と時間管理が難しいですが、今度こそなんとか続けていけたらいいなと思います。