40代主婦の私が稼げない原因5選。最初から気をつけていれば…

Webライター失敗談
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主婦の在宅ワークで人気のWebライターは、初期投資が少ないことや家事育児と両立しやすいことから、挑戦しやすい仕事のひとつです。私自身も40代になってからWebライターを始め、「家で収入を得られたらいいな」と軽い気持ちでスタートしました。

ところが現実は甘くなく、クラウドワークスでのプロジェクト達成率は54%まで低下。ここまで落ち込んでしまうと、応募してもしても落ちることが増え、最高月収は2万円止まり。
その後は仕事が途切れてしまいました。

今回はそんな私の失敗談と、最初からやればよかったことをまとめました。これからWebライターを始める方の参考になれば幸いです。

原因1. プロジェクト達成率を下げた

クラウドワークスでは、「プロジェクト達成率」というものがあり、クライアントから選ばれるかどうかの大事な評価基準になります。契約後に辞退するとクライアントとライター、両方の数値が下がり、信頼性を損ないます。私は始めの頃にこれを軽く考えており、結果的に大きなダメージとなりました。

プロジェクト達成率が低いということは、途中終了した案件が多いということです。
私が途中終了した原因は、主に以下の3つです。

▶スキル以上の案件を受けてしまった

「挑戦すれば成長できるはず」と思って応募した案件が、実際は自分の力量を大きく超えていました。家事育児との両立を考えると途中でギブアップせざるを得ず、泣く泣く辞退。これがプロジェクト達成率を下げる最初のきっかけでした。

▶悪質案件に引っかかった

応募時点では問題のない案件に見えても、契約後に「これ以降の仕事は他サイトに登録してください」など、募集要項に書かれていない要求をされることが多々ありました。断って途中終了リクエストを送った結果、プロジェクト達成率が下がりました。悪質案件でも評価が下がる仕組みはつらいですが、現状では案件を見極める目を養うしかありません。

▶テストライティングをお試しと勘違いした

「テストだから合わなければ辞退してもいい」と思い込んでいました。もちろんいいことはいいのですが、実際にはテストライティングも契約の一部。合わないからと途中終了すれば、やはりプロジェクト達成率は下がります。この仕組みを理解していなかったことも、大きな失敗でした。


こうした理由が積み重なり、達成率が大幅に低下。応募しても落ちやすくなり、実績を積み上げにくい=稼げない悪循環に陥ってしまいました。

原因2. ポートフォリオを作らなかった

応募時にポートフォリオがあると、自分が何ができるのか、どんな文章を書けるのかが一目で伝わります。しかし私は、長いこと何も用意していませんでした。プロフィール欄の自己紹介は何度か見直して書き直したのですが、過去記事やサンプルをまとめる努力を怠っていたんです。

その結果、応募しても「実際文章力があるのか分からない」という理由で落ちていたと思います。最初からブログやnoteにサンプル記事を数本まとめ、URLを提示できていれば状況は違ったはずです。

原因3. プロフィールや応募文が自分本位だった

クラウドワークスで、ライターのプロフィール欄や応募文はクライアントにとっての「第一印象」。ここで信頼を得られなければ応募が通りにくくなります。

当時の私は「40代主婦です。初心者ですがやる気だけはあります。」「子育てに支障のない仕事を探しております。」「~が書けるようになりたいです。」など、自分本位なプロフィールで応募していました。今思えば「この人に仕事を任せたい」と思わせる要素が全くなかったんですよね。

「初心者向け案件」とはいえ、仕事です。学びたい気持ちがあっても、それを前面に出してはいけません。スキル不足は自分で学んで身につけて、クライアントの要望に応えるというスタンスでいる必要があります。

人生の棚卸しをして、「経験」「得意ジャンル」「稼働時間」「納期を守れる姿勢」「趣味」などをしっかりと書けば、未経験でも印象は良くできます。

原因4. 仕事量を見誤った

家事や子育ての合間にできると思って応募したものの、想像以上に時間がかかり、納期ギリギリになることが多々ありました。1記事に何時間もかかるのは当然なのに、「1日に何本も書ける」と安易に考えていたんです。

結果的にテストライティングを辞退したり、完成率の低いまま納期ギリギリで納品したりと満足な仕事ができず、継続につながらない案件を積み重ねてしまいました。

最初から「自分は週に何本なら確実に納品できるか」をリアルに計算し、余裕を持ったスケジュールを組むべきでした。

原因5. 継続しなかった

Webライターは納品して終わりではなく、「継続案件」を取って収入を安定させるのが理想です。しかし私は、せっかく継続案件が取れても、記事を書くのに時間がかかって続けられないと断ることがありました。

これではクライアントにもメリットがないですし、また応募文を書いて審査を受けることになり、効率が悪すぎます。本当に続けていけるのかをしっかり考えて、覚悟を持って応募することが大切ですが、受からないのが当たり前ということもあり、受かることが目標になってしまっていました。

「Webライター歴○年」とプロフィールに書くことができれば、信頼度も違います。やめたり戻ったりの繰り返しでは「続けた」とは言えません。

継続しなかったことも、収入が伸びなかった大きな要因です。

これから在宅ワークを始める方へ

私が遠回りした分、これから始める方には最初から効率よく進んでほしいです。スキルよりもまず「信頼」を積み上げることが大切。ポートフォリオやプロフィールを整え、小さくても着実に納品を重ねていけば必ずチャンスは広がります。

まとめ

私が稼げなかった原因は、次の5つに集約されます。

  1. プロジェクト達成率を下げた
  2. ポートフォリオを作らなかった
  3. プロフィールや応募文が自分本位だった
  4. 仕事量を見誤った
  5. 継続しなかった

今振り返ると、どれも「ちょっと意識すれば防げたこと」ばかりです。最初からこれらを理解していれば、達成率を落とさず、もっとスムーズにステップアップできたと思います。40代・主婦・未経験でもWebライターとして収入を得ている人はそれなりにいます。大切なのは、失敗を早めに修正し、正しい方向で積み重ねることです。これから始める方は、ぜひ私の失敗を活かしてスタートしてくださいね。

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