「育児中でも家でできる仕事ってないかな?」
専業主婦になってから、よく私はこう考えていました。
コロナ以降、リモートワークを取り入れる会社が増えましたが、主婦が働くと聞くとまだまだ「パートに出る」というイメージが強いですよね。
でも実際に子育てをしていると、外に出て働くのは想像以上にハードルが高いものです。
この記事では、育児中の私が在宅ワークを始めたきっかけと、最終的にWebライターを選んだ理由をお話しします。
在宅ワークを始めたきっかけ
私が在宅ワークを始めた一番の理由は、住宅ローンが始まったことでした。
家を建てたばかりで家計のやりくりに神経を使う日々。
夫の給料だけでもやっていけなくはありませんでしたが、
- 我慢ばかりの生活ではストレスが溜まる
- 子どもの習い事やレジャーを気兼ねなく楽しませてあげたい
- 将来のために貯金もしたい
- 自分のやりたいことも諦めたくない
こうした気持ちが強くありました。
とはいえ、育児中のパート勤務には大きな壁があります。
働ける時間が短すぎて採用してもらいにくかったり、急な発熱で迷惑をかけてしまったり。
普段は週3でシフトに入れても、長期休みは難しいなど、幼稚園ママならではの壁もありました。
何より、慌ただしくなることで疲れ切った状態では、子どもや夫に当たってしまいそうなのが嫌でした。
育児中は、今と同じぐらいの心の余裕を維持し続けたい。
そこで「家でできる仕事ってないかな?」と探し始めたんです。
ブログやYouTube、本などを見て調べてみると、在宅ワークの種類は本当にたくさんありました。
- テープ起こし
- データ入力
- オンライン秘書
- テレアポ
- 動画編集
- せどり
- チャット相談
- イラストレーター
最初は「自分に向いているのはどれだろう?」と迷いました。
実際、クラウドワークス初期の頃はテープ起こしやデータ入力の案件も見ていました。
でも改めて考えてみると、私は昔から文章を書くのが好きでした。
そして、パソコン入力も前職の事務で慣れていました。
そこから、「文章を活かせる仕事をやってみたい」と思い、Webライターとブログに挑戦することにしました。
Webライターを選んだ理由
Webライターを選んだ大きな理由は、比較的始めやすい仕事だったことです。
最初にパソコンを一台購入しました。
基本的にパソコンさえあれば、特別な資格や道具は必要ありません。
動画編集やデザインのようにソフトや周辺機器が必須の仕事に比べると、準備はかなりシンプル。
「これなら私でも始められる」と思えたのは大きかったです。
さらに、私はこんな経験や気持ちを持っていました。
- ブログやネット記事を読むのが好き
- 若い頃は小説やエッセイをよく読んでいた
- 中1から高3まで日記を書いていた
- 漫画やアニメも好き
- 小学生のとき、読書感想文コンクールで入賞したことがある
- mixi、Amebaブログ、X(旧Twitter)、Facebook、Instagramなど、いろいろなSNSの経験がある
その経験が「文章を書くこと」を仕事にする後押しになりました。
「ネット記事って誰が書いているんだろう?自分も“中の人”になってみたい」
そんな好奇心もあったのを覚えています。
もう一つ大きかったのは、正しく努力すれば月10万円以上稼ぐのも可能という情報を知ったこと。
育児中でもスキマ時間を使って収入を増やせるなら挑戦してみたい、と思いました。
在宅ワークのメリットと感じていること
実際に在宅ワークを始めてみて感じるのは、やはり自分のペースで働けるということです。
外でのパートだとシフトに合わせて生活が振り回されがちですが、在宅ワークなら子どもが学校に行っている間や寝かしつけ後の時間を有効活用できます。
急な体調不良にも即対応できるので、育児と仕事を両立しやすい点には大きな安心感があります。
また、人と接することに苦手意識を持ち始めていた私にとっても、在宅での仕事は安心できる環境でした。
もちろんクライアントとのやり取りはありますが、直接的な人間関係のストレスは少なく、自分に合っていると感じています。
それに、在宅ワークなら好きなことを楽しみながら働けるのも魅力です。
私はテレビでスポーツ観戦をするのが割と好きなのですが、ワールドカップやオリンピックなど、見逃したくない試合も家にいるので観戦できます。
「生活の中に自分の好きなことを残したまま働ける」って、思った以上に心が満たされます。
まとめ
育児中は「働きたいけれど外に出るのは難しい」と悩む方も多いと思います。
在宅ワークは、自分の生活に合わせて働けるのが大きな魅力です。
私の場合は住宅ローンや子どもとの時間、人と接する苦手意識など、いくつもの理由から在宅を選びました。
パソコンの初期投資はありましたが、自分のペースで働ける環境を手に入れられたのは大きな価値です。
その分収入は不安定ですが、目標に向かって努力するのが好きな私には合っていると思います。

