「空き時間を利用して、家にいながらまっとうにお金を稼げる方法ないかな」
約5年前、そう思ったのが、Webライターに興味を持ったきっかけでした。
子育てや家事と両立しながら自分のペースで働ける在宅ワークに魅力を感じ、始めたのが「クラウドワークス」です。
でも当時の私は、パソコンすら持っていませんでした。
「必ず元を取るから!」と言ってパソコンを買ってもらった日
専業主婦で、自分がどれくらい稼げるかもわからない。そもそも本当に続けられるのかすら自信がない状態です。
そんな中で「パソコンが欲しい」と夫に頼むのは、ものすごく気が引けました。
「買って満足して終わったらどうしよう」 「全く稼げなかったら申し訳ないな」
頭の中でぐるぐると悩んだ末、何もやらないまま諦めるのは嫌だという結論に達し、「絶対に元を取るから!」と宣言して、思い切って説得しました。
そうして我が家に自分専用のパソコンがやってきた日のワクワク感は、今でもよく覚えています。スマホでもできる作業はあるけれど、画面を開いてキーボードを叩く時間は特別で、「新しいことを始めているんだ」という高揚感がありました。やっぱり、私はパソコンに向かう時間が好きなんだと実感した瞬間でした。
現実は甘くない…増えていく固定費
「元を取る!」と意気込んでスタートしたものの、現実はそう甘くはありませんでした。
案件に応募してもなかなか決まらない、決まっても続かない。収入が増えない代わりに、スキルアップやブログ運営のためにと、レンタルサーバー代、ドメイン代、画像素材サイトや動画編集ソフトの月額料など、やりたいことが増えるにつれて、毎月の出費がじわじわと重なっていきます。
「元を取るどころかマイナスだ…」と、焦りや申し訳なさを感じることも多々ありました。葛藤
「これをして一体何になるんだろう?」 「収入も少ないし、仕事とは言えない。趣味だな」
そんなふうに葛藤しながら、ライティングだけでなくブログ運営や簡単なデザイン、動画編集など、いろいろなことに手を出してきました。
でも、この試行錯誤の時間は決して無駄ではなかったと思っています。失敗したことも、「こういうのは自分に向いていないんだ」と知るきっかけになっていたんです。
「次はこうしよう」「やっぱりこういう方向に進みたい」と軌道修正しながら、一歩一歩前進してきた実感があり、少しでもかじったことはこれからの仕事の可能性を広げてくれたと思っています。
「やってきたこと」は無駄にならない
あのとき思い切ってパソコンを買ってもらい、日常的にパソコンに触れてきた経験は、しっかり自分の力になっています。
- 「Webライティングでこういう記事を書いたことがある」
- 「デザインツールを使ってこんな画像を作ったことがある」
これらは、自分の経験として人に伝えることができます。
在宅ワークやパートに応募するとき、「これまでこういうことをやってきました」と自分の言葉で伝えることができますし、作ってきたものをポートフォリオ(自分の作品集)として見せることだってできます。
遠回りでも、中途半端でも、手を動かしてきた自分。「やったことがある」と言えるものが手元に残ったのは、嬉しい誤算でした。
最後に
「元を取る」という目標はまだ途中で、諦めてはいません。
あのとき一歩を踏み出してパソコンを手に入れたおかげで、私の世界と選択肢は確実に広がりました。
もし今、「続くかわからないし…」「失敗したら嫌だな…」と初期投資や挑戦に悩んでいる人がいたら、中古でもいいので必要な道具を揃えてチャレンジしてほしいと伝えたいです。
あ、でも無理はなさらず。
たとえ思うような結果になるまで時間がかかっても、挑戦して手を動かしてきた時間や経験は、ちゃんと自分のスキルとして残ります。
これからも固定観念にとらわれず、自分に合う働き方を模索しながら、挑戦を続けていこうと思っています。
